腸を健康にしてアレルギーを改善しましょう。

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アレルギー症状の改善は腸の健康から

アレルギー症状でお悩みではありませんか?何らかのアレルギー系疾患にかかったことがある方は、国民の3分の2もの数になるそうです!
体の中には、異物を排除または無毒化しようという働きがあります。よく聞く「免疫反応」もそのひとつです。これは皮膚や鼻などの呼吸器の粘膜、腸などの消化器粘膜がその反応の場になるといわれています。
 見逃しやすい腸の症状
大気・水質の汚染や合成添加物などの化学物質の影響もあり、いつも口にするもの、接するもので反応が過剰に生じてしまい、それが「炎症」というアレルギー症状という形で急増してきました。
特に季節の変わり目は、気温の変化やダニの死骸などアレルギーの原因になるもの量が増えるだけでなく、職場や学校での環境変化などのストレスも加わり、体力や気力がバランスをくずし、アレルギー症状もできやすくなります。
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その中で比較的見逃されやすいのが、腸の症状です。
全身に何らかのアレルギー症状が出ているときには、腸の粘膜も過敏になっています。便秘や腸内細菌のバランスのくずれから、腸内で有害な物質が発生し、その影響で肌あれ、吹き出物が出やすいという話題をよくされますが、このような状態のときは、腸の粘膜も炎症が生じていたりして「吸収」特に体のバランスをとり、皮膚や粘膜の働きに重要なビタミンの生成、吸収が阻害され、アレルギー症状が治りにくい状態となっているのです。
このようなときは、まず刺激物や薬の乱用は避けて消化のいい食品を選び、腸を元気にしてからでないとアレルギーの治療も効果が出にくいうえに、体力をさらに消耗してしまいます。アレルギー症状を改善していくには、特に腸の状態に常に気をくばり、原因の解決も心身両面から行うことも重要です。

※医療法人さくらの会理事長・吉冨敦子先生のお話より

 小腸は栄養素吸収の中心地
小腸は、十二指腸にくわえて、空腸、回腸の3つの部分からなる消化管です。
その長さは成人で、約6〜7mにもなり、表面積は約200u、テニスコート約1面分に相当する広さになります。
役割は通過する食べ物の栄養素を吸収するという重要なもので、小腸の内壁には「輪状ひだ」と呼ばれるひだが多くあります。そのひだの上には、1mmほどの「絨毛(じゅうもう)」が500万もあり、絨毛の表面に「栄養吸収細胞」という栄養素を専門に吸収する細胞があります。消化された食べ物が分解されてできた栄養素はここで吸収され、毛細血管やリンパ管を通って、門脈、肝臓へと運ばれていきます。

小腸の絨毛にある「栄養吸収細胞」の寿命はたった1日です。ちなみに、心臓をつくる心筋細胞は生まれてから死ぬまで一生変わりません。また、血液中の赤血球は、約120日で死んでしまいます。このことからも小腸は、活発な新陳代謝によって常に若い細胞で、栄養吸収力を保ち続け、わたしたちの命を支えている重要な役目をしていることがわかります。

 ストレスは胃腸の大敵!
胃腸はストレスの影響をもっとも受けやすい臓器だといわれています。
それは、胃腸が自律神経によってコントロールされているからです。交感神経の刺激を受けると、胃の血管が収縮して血流量が減り、胃の運動や胃酸・胃粘液の分泌が減少します。いっほう、副交感神経の刺激を受けると、胃酸の分泌が増えます。

ストレスを受けると、交感神経が優位になることで胃の働きが悪くなり、さらに過剰なストレスが続くと、交感神経と副交感神経の切り替えがうまくできなくなります。
その状態になると、胃の粘膜を守る働きが低下しているにもかかわらず、胃液の分泌が高まるようになり、粘膜が傷ついて胃潰瘍や十二指腸潰瘍をひきおこすのです。

ですから、交感神経と副交感神経のスイッチがうまく切り替わるようにするために、軽い運動をして筋肉をほぐし血液の循環をよくしたり、寝る前にゆっくり入浴するなどして、ストレスを解消する心がけが大切です。

※予防医学学術刊行物「ほすぴ」参照