スポーツ選手がイメージトレーニングをするワケは?

例年ならこの時期は「毎日、雨空でうっとうしい日が続いていますね・・・」なんてコメントをしているはずですが、今年はピーカンの日照り続きで、深刻な水不足になりそうな雰囲気です。
兵庫県では6月としては最高の37.2度を記録したそうです。
野外でスポーツなどされる方は熱中症に注意してくださいね。

ところでスポーツといえば、一流の選手の多くがイメージトレーニングを活用していることをご存知ですか?その効果とは?

こんな実験をした科学者がいるそうです。

ピアノの練習を2つのグループに分けておこないました。
Aグループは指で実際に鍵盤をたたいて練習する。
Bグループは曲を聴きながら、イメージの中で指を動かして練習する。

ピアノが上達したのはAとBどちらだったと思いますか?
普通に考えればAのような気がしますが、結果はどちらも差がなかったそうです。
実際に身体を動かしている場合も、イメージしている場合も脳の活動する部分は同じなのだそうです。ですから一流といわれる選手は、イメージの中でそのスポーツをすると、実際に身体を動かしているのと同じように、心拍数が上がり、実際にトレーニングしている時と同じように脳が活性化し、その脳の部分が発達するために能力が向上するのだそうです。

ポイントは、何度も繰り返しイメージすること。
何かを上達したいという場合には繰り返し身体を使って練習しますよね。
イメージも繰り返すことで能力の向上に役立つのだそうです。
また、イメージトレーニングの注意点は視覚的なイメージだけではダメだということです。脳にイメージを現実だと認識させるには、ピアノの実験のように「イメージしながら指を動かす」つまり身体を動かして、実際にそれをしているように身体で感覚を感じてみる必要があるそうです。上達したいことがある方は、イメージトーレニングを活用するとさらに効果が上がるかもしれませんよ。

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