脳のマッサージをしていますか!?

秋といえば「食欲」「芸術」「読書」などいろいろと言われていますが、「スポーツの秋」という方も多いのではないでしょうか。

しかし、日頃の運動不足がたたって、翌日に筋肉痛に苦しんだ経験もあると思います。これは、普段使っていない筋肉を動かしたために、そこに「乳酸」がたまったということです。
「乳酸」というのは、糖分などの代謝によって発生する物質で、多量の乳酸が筋肉にたまると、痛みがでたり、けいれんがおこったりします。
肩こりの原因も乳酸だといわれています。マッサージをすると肩こりが楽になるのは、血行がよくなって乳酸が「流される」からです。

実はこの「乳酸」は脳にもたまります。

しかし、脳そのものには感覚神経が通っていないので、からだのような痛みを感じません。ですから、自分で脳の疲労回復を定期的におこなう必要があります。
「じゃあ、脳を直接マッサージ・・・」といっても、そんなことはできません。

その代わりとなるのが、「休息」です。

理想的な脳のための休息は、2時間おきくらいに横になって静かに過ごすことですが、仕事がら無理な方は、立ち上がって軽く体を動かすなどして気分転換してください。
また、栄養をとることはもちろんですが、特にブドウ糖の摂取も必要です。脳の重さは体重の2%ほどですが、消費するブドウ糖は、全身で使われる量の20%にもなるからです。ブドウ糖は飴玉やキャラメルなどで簡単に補給することができますから、デスクワークが多い方は携帯しておくとよいかもしれませんよ。

脳の疲れは自覚できないので、早め早めに「疲労回復」するように気をつけましょう。

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