漢方薬には副作用はないの!?

「妊婦さんはできるだけ薬を飲まないほうがいい」というのは常識ですね。妊娠中に飲んでよい薬は医師が処方した薬だけ。
これは漢方薬にもいえます。「漢方は安全」というイメージがありますが、副作用が出ることもあるようです。

たしかに数千年におよぶ実績がありますから、安全性は高いといえますが、絶対ではありません。
漢方薬の原料は、ほとんどが植物です。植物の中にはあのトリカブトやキノコなどの猛毒もつ植物もあり、それ以外にもさまざまな毒をもつものもあるそうです。

エキス剤(医療用漢方薬)について副作用が発見されたとの話もあります。
たとえば、エキス剤の約7割に含まれている「甘草」という植物には、高血圧や手足のマヒなどを引き起こす成分があることが確認されているそうです。
他にも病気の種類や薬の組み合わせによっては、副作用がみられることもあるとのこと。

基本的に「薬」は毒ですから、使い方を間違えるとたいへんです。薬を使用する場合は、病院で診察して処方された薬を飲むように心がけましょう。

特に妊婦さんは大事なお子さんのためにも、なるべく薬は使用しないように日頃から健康管理には気をつけたいですね。

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