朝起きられないのは、なまけもの?

「敬老の日」はおじいちゃん、おばあちゃん孝行できましたか?
連休で里帰りされた方もいらっしゃるかもしれませんね。

しかし、連休明けは体が重くて調子がイマイチ…

「朝なかなか起きられない」こんな経験ありますよね?
これは、体のリズムがくるったためだと思います。

しかし、このような「朝起きられない」「立ちくらみがする」という子供が、今とても増えているのだそうです。

起立性調節障害という病気ですが、やっかいなことに病院で受診しても異常がみつかりにくいそうで、なまけていると勘違いされるケースもあるようです。

なまけグセや学校嫌いなど、精神的なものではなく体の病気ですから理解してあげることが大切です。これが原因で不登校になる場合もあるとのこと。

原因は、自律神経の働きやバランスが悪くなり、起きたり立ったりしたときに、脳などへの血流が低下し血圧が下がるためだそうです。

遺伝的な体質やストレスが影響し、中学生で急増することから思春期の体の変化が関係するともいわれています。

おもな症状としては次のようなものがあります。

■ 朝起きられない
■ 立ちくらみ
■ 立っていると気分が悪くなる
■ 体がだるい
■ 慢性の疲労
■ 思考力の低下
■ 動悸(どうき)
■ 寝つきが悪い

治療方法としては、日常生活ではゆっくり立ち、暑い場所をさける。日中は体を横にせず、散歩など軽い運動をする。また血圧低下を防ぐ薬物療法をする。などがあるそうです。

軽症の場合は数ヶ月で改善するようですが、不登校などの重症になると社会復帰には2~3年もかかることがあるようですから、思春期のお子さんがいるご家庭は「最近ようすが変だな」と思ったら、早めに対処してあげてくださいね。

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