むくみは心臓からのシグナル

むくみは血管から、血液の液体成分がしみ出し、まわりの組織の水分が増えてふくらんだ状態のことです。
長時間立ちっぱなしの状態が続き、足がむくんだ経験はあるのではないでしょうか?

そのような生理的原因でむくむことは、心配ありませんが、心臓の力が弱くなっているためにむくみがでるケースもあるそうです。

心臓の血液を送り出す「左心室」の力が弱くなると、血液が肺にとどこおりやすくなり、肺の細い血管から水分が肺の組織にしみだすことで、胸水や肺水腫とよばれる状態から、せきやたんなどの症状と、顔や手足がむくむという症状がでます。

「右心室」の血液を送りだす力が弱くなるときにも、最初に足がむくみ、しだいに全身へとむくみが進行するとのこと。

また、指でむくみの部分を押してみて、へこむものとへこまないことよっても、症状の違いがあるそうです。

指で押すとへこみ、しばらく元に戻らないときは心臓病、腎臓病、肝臓病、ホルモンの病気、がん。指で押してもへこまないときは甲状腺機能低下症などの疑いがあるそうです。

このように「むくみ」は心臓の調子が悪いときにあらわれることもあるそうなので、異常を感じたら早めの診察が肝心ですよ。

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