2007年 10月 の投稿一覧

最近、疲れていませんか?

季節の変わり目は、体調をくずしやすいと言われます。

原因のひとつとして、自律神経が季節に影響されるからだという話もあります。

自律神経には交感神経と副交感神経の2つがあり、交感神経は、血圧を上げたり心臓のはたらきを活発にしてからだを緊張させ活動を高める作用で、副交感神経は、血圧を下げるなどして、リラックスさせるといわれています。

季節によっても自律神経のはたらきは異なり、春から夏にかけては気圧の低下により、うすい酸素を吸うことで脈拍数が少なくなり、副交感神経が優位な季節になります。

反対に秋から冬にかけては、気圧が高くなることで、濃い酸素を吸うことになり、脈拍も上がり交感神経が優位で緊張しやすい時期になるのです。

ですから、今の季節はストレスなどが原因で、緊張状態が続き、筋肉の緊張による肩こりや腰痛などが起きやすくなるのだそうです。

また、人のからだは、太陽が昇れば交感神経が優位になり太陽が沈むことで、副交感神経が優位になるリズムをもっています。

夜更かしや、徹夜が続くような不規則な生活を続けていると、からだのリズムがくずれて夜になってもなかなか寝つけなかったり、日中に眠くなるということにもなります。

生活のリズムを自然にし、自律神経のバランスをとることで、体調を回復させることができるかもしれません。

仕事や趣味などで、ついつい夜更かしをしがちですが、早起きをして朝日をゆっくり浴びることは、自律神経を安定させるためにはとてもよいことなのです。

また、睡眠をしっかりとることは、寝ている間にからだの細胞分裂や免疫細胞が活発に働くのを助け、疲労を改善してくれます。

体調が悪い方は、早寝早起きを心がけて生活のリズムを改善してみてはいかがでしょうか。

鼻水、微熱で悩んでいませんか?

10月に入り、やっと秋らしい気候になってきましたね。
過ごしやすい季節ですが、こんなときは体調をくずしやすい時期でもあるので、お気をつけください。

ところで、最近鼻水や微熱が続くということはありませんか?

カゼ薬を飲んでも、なかなか治らない…

それはもしかしたら花粉症かもしれません。

花粉症といえば、春先の症状だと思いがちですが、スギやヒノキ以外の花粉でもアレルギーは起こります。

秋の花粉症の多くは雑草が原因です。
土手に生えている「セイタカアワダチソウ」などもそのひとつですが、他にもブタクサやヨモギなどがあります。

今の季節は行楽に出かける機会も多いので、知らずに花粉を吸っているかもしれませんから、アレルギー体質の方は原因になる植物には、なるべく近寄らないことが予防になります。

ブタクサなどの花粉は粒子が小さいので、気管に入ってぜんそくを引き起こすこともあるそうです。

春の花粉症は30代~40代の成人が多く発症するようですが、秋の花粉症は雑草ですから、草むらなどで遊んでいる子供でもかかるケースがあるようです。

また、秋は夏に繁殖したダニの死骸やフンが家の中にたまりやすい時期なので、子供部屋などの室内も掃除をマメにして清潔にしましょう。
このような「ハウスダスト」が花粉症を長引かせることになります。

花粉症は、水っぽい鼻水や微熱が続くことが特徴だそうです。
秋の花粉症は、春に比べて症状が軽いようですが、そのままにしておくと慢性化することもあるようですから、思い当たる方は、早めに病院でアレルギー反応検査をしてもらいましょう。

1万円くらいで、皮膚テストと血液検査ができるそうです。
時間も30分ほどで終わるらしいので、オススメですよ。