紫外線から目を守りましょう

8月も下旬になりましたが、こちらは猛暑が続いています

相変わらず、熱中症指数は最高値

みなさまのところは、いかがでしょうか?

水分補給や室内温度の調整はお忘れなく。

ところで、夏といえば紫外線対策も大切です。

紫外線を過剰に浴びると、肌に焼けやシミができるように、も同じようなダメージを受けているのです。

外見ではわからなくても、気がつかないうちに症状が進行している場合も…

たとえば「目が充血する」「目に異物感がある」「涙が止まらない」「目が乾燥する」などは、目の日焼けが原因かもしれません。

紫外線が引き起こす目の病気は、次のようなもの。

■ 光誘発角膜炎
強い紫外線が角膜の上皮細胞に壊死を起こす。雪面では「雪目」と呼ばれていますが、砂浜や水面、コンクリート面など紫外線の反射が強いところでも起こります。主な症状は、目の痛み、涙、結膜充血や目の異物感など。

■ 翼状片
白目部分の結膜の一部が異常増殖するもの。乱視や視力低下を引き起こし、進行すると手術で除去しなければならなくなります。

■ 瞼裂班
紫外線の影響で白目の一部がシミのように黄色く濁って、盛り上がる症状を引き起こすことがあります。進行すると充血やドライアイの原因となります。

■ 白内障
水晶体が白く濁って視力が低下する病気。加齢や喫煙などの原因の他に、紫外線も影響すると考えられます。

■ 加齢黄班変性症
網膜の中央の黄班部が障害されるために、視野の中心部分が暗く見えにくくなる病気。黄班部の老化現象が主な原因と考えられていますが、テレビやパソコンによる光刺激や紫外線なども原因のひとつと考えられています。

紫外線は、5月~8月の午前11時から午後14時頃が最も多く、曇りでも太陽が出ている間は常に紫外線対策を行う必要があります。

紫外線対策としては、

・UVカット加工されているサングラスを携帯する

・UVカット加工されている日傘や帽子を携帯する

・日陰を歩くようにする

・目薬などで目のケアをするなど

今年は異常な猛暑で、熱中症や夏バテ対策に注意が向きがちですが、紫外線対策で目のケアもお忘れなく

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*