カゼやインフルエンザ予防にお茶が効く?

師走に入り、ほんとに冷え込む日が多くなりましたね。
「カゼぎみで体調がいまいち・・・」という方も多いかもしれません。

カゼやインフルエンザのように、菌やウイルスが原因の予防には、うがいや手洗いが基本です。こまめにすることによって、感染率はかなり下がります。

おすすめはお茶で「うがい」をすることです。

緑茶の成分には抗菌作用がありますから、水でうがいをするよりも効果があがるそうです。こういうと、「お茶の成分のカテキンがウイルスを殺す」と思われるかもしれませんが、実は反対でカテキンはインフルエンザウイルスと相性がいいといわれています。

じゃあ、なんでお茶がいいの?

インフルエンザの感染はウイルスの表面にある突起が、のどや鼻の粘膜の細胞と結合することによっておきます。緑茶でうがいをすると、カテキンが「先客」としてウイルスの突起と結合してしまうため、のどや鼻の粘膜と結合できなくなるためなのです。

ウイルスが身体に入っても、細胞と結合できなければ感染力は弱まります。ですから、緑茶でうがいをすることは思った以上に効果があるようです。

紅茶にもカテキンが多く含まれているので、同じような効果が期待できますが、ミルクティーにすると牛乳のたんぱく質がカテキンとインフルエンザウイルスの結合をじゃまするので、予防の効果は下がります。

本格的な冬にそなえて、今日からお茶の「うがい」を始められてはいかがですか?

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