やはり「人間万事、塞翁が馬」

数年前に話題になった、ソニーの「アイボ」って覚えていますか?
というより、今でもどんどん進化しているんですね!知らなかったのは私だけ?

この犬型ロボットの開発責任者だったのが土井利忠(ペンネーム天外伺朗)さんです。CDという世界的な技術を共同開発した方でもあります。

天外さんは、多くの人生経験の中から「ある法則」に気づいたそうです。それは、「運命にはなんらかの法則性がありそうだ」ということ。
タイトルの「運命の法則」という題名からすると、人によっては怪しげに感じるかもしれません。しかし、最先端技術で商品を開発してきた方の経験談だと聞くと、へ~、なるほど・・・と考えさせられます。本文の中から少し紹介すると・・・

「俗に、『運命に逆らうと、運命に見離される』ということがある。与えられた運命を従容として受け入れると、やがてツキが回ってくるが、それに逆らってジタバタあばれると泥沼にはまっていくことを指す。
本当は、運命があなたを見離すことは絶対に起きない、と私は考えている。運命は常に味方なのだ。だから、流れからはずれると、それを親切に教えてくれる。『運命の流れと違う方向に泳いでいるぞ』と、わざわざシグナルを発してくれるのだ。そのシグナルは、何とはなしの居心地の悪さや、不快感、さらには人生が何となくギクシャクしてくることで表現される。
一般的にいえば不運な状態だ。しかし、一見『不運』に見えることが、すべて流れからはずれているシグナルとは限らない。ときには、信じられないような『好運』が、とんでもない『不運』の衣をまとってやってくることがある。・・・」

この、とんでもない「不運」の衣をまとった、信じられない「好運」でCDを開発できたとして、その経緯が紹介されています。「人間万事、塞翁が馬」という故事もでてきますが、「人生で最も不幸な出来事と感じたことが、あとから振り返ると、最も好運な出来事だったということがあり得る」
みなさんも思い当たることがあるのでは?

さらに「強運はもっとも真剣に準備をした人のところに訪れる」との体験談話も。
ただ、この準備は、誰かに強制されたものでなく「内側からこみ上げてくる情熱にまかせ自分で発想し、自分でコントロールできる状態で準備して、はじめて好運につながる」らしいのです。
非科学的な話みたいですが、経験に基づいて書かれてありますので説得力があります。興味がある方は読んでみてください。

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