「心のよりどころ」は何ですか?

新年あけましておめでとうございます!
今年も、少しでも元気のお役に立てるようにがんばってまいりますので、よろしくお願い致します。

ところで、初詣は行かれましたか?
私は3日に近くの神社におまいりに行ってきました。やはり、なんとなく気持ちが落ち着くもんですね。毎年かかさず、家族みんなでお守りも買っています。

お守りというのは、「心のよりどころ」として効果があるのだそうです。

『プラシーボ効果』というのを聞かれたことがあると思います。
実際には薬としての効能がないもの、たとえば小麦粉などの粉末やただの水を「病気に効果がある」と偽って飲ませると、病状が改善されたり、副作用がおこったりすることです。症状によっては、実に3割以上の効果がでるそうです。人間の心は暗示に弱いものなんですね。

女性の方は、アクセサリーをお守りの代わりにしている方も多いかもしれませんね。ビジネスマンならネクタイや手帳ですかね~
私も“げんかつぎ”のネクタイは大事にしています。ここ一番の時には必ずこのネクタイ!おかげで、よれよれで見栄えはよくありませんが(笑)

しかし、「効果がある!」と信じる心は生理活動を盛んにさせ、大脳の働きを活発にしてくれることも実験で証明されているそうです。
私も、来週はさらなる「よりどころ」を求めて十日恵比寿に行ってきます。

サーカスのゾウになっていませんか?

2004年も残りわずかとなりました。今年はどんな年でしたか?思い起こせばいろんなことがありました・・・
しかし、年を重ねるごとに年々、月日が加速しています!つい先日、年賀状を出したと思ったら、また今日も年賀状書きに追われています(笑)

年の変わり目というのは、節目をつけるには絶好の機会ですね。もう来年の目標は計画されましたか?
さて、目標を達成するための障害のひとつが「思い込み」です。「どうせ無理だろう・・・」「自分の能力ではちょっと・・・」「時間がないんだよねぇ・・・」「環境が整ってないから・・・」などなど、いろいろあると思います。もしかしたら、それは単なる「思い込み」かもしれません。
こんな話が紹介されています。

『私はサーカスの舞台裏を訪ねるという、めったにできない経験をすることができた。ライオン、トラ、キリンなどのサーカスの動物を間近に見られるのだ。
だが、ゾウの前を通り過ぎたとき、私は何かがおかしいと思って立ち止まった。あんなに大きな動物なのに、前足にロープが結んであるだけなのである。鎖にもつながれていないし、おりもない。その気になればすぐに逃げ出せるはずなのに、ゾウはそうしない・・・』

ゾウは子供の時に縛られたロープの経験が抜けきれず、逃げ出そうとはしないらしいのです。子供のころは当然、力ずくでは逃げられません。しかし、どんどん成長して力がついてきても「思い込み」によって逃げようとしない。

『私たち人間も、このゾウと同じではないだろうか?
かつて失敗しただけで絶対にできないと思い込み、その場で足踏みしてはいないだろうか。今ならできるようになっているかもしれないのに、尻込みしてはいないだろうか。さらに悪いことに、誰か他の人の思い込みのせいで、できないような気になってはいないだろうか。』

もしかしたら、今のあなたは自分が考えている以上の力がついているかもしれません。思っていることがあれば、チャレンジしてみたらいかがですか?
一年は、ほんとにアッという間ですから、始めるなら早いほうがいいですよ。

「幸運の下ごしらえ」をしてますか?

ちょっと前に話題になった本なので、もうお読みになった方もいらっしゃると思います。この時期、クリスマスが間近ということもあり、プレゼント用?に赤の特装版が書店に並んでいました。
この本は「あとがき」まで入れて、119ページしかありません。内容も、おとぎ話をたとえにして書かれていますので、たぶん子供さんでも理解できる内容だと思います。大人の方なら1時間あれば充分に読めます。内容を話すと楽しみがなくなりますから、「グッドラックの言葉」として抜粋された言葉をいくつか紹介します。

「運は呼び込むことも、引き留めることもできない。
幸運は、自らの手で作り出せば、永遠に尽きることはない。」

「幸運が訪れないからには、訪れない理由がある。
幸運をつかむためには、自ら下ごしらえをする必要がある。」

「欲するばかりでは幸運は手に入らない。
幸運を呼びこむひとつのカギは、人に手をさしのべられる広い心。」

「下ごしらえを先延ばしにしてしまえば、幸運は絶対に訪れてはくれない。
どんなに大変でも、今日できることは今日してしまうこと。」

「偶然しか信じぬ者は下ごしらえをする者を笑う。
下ごしらえをする者は、なにも気にしなくていい。」

「幸運を作るというのは、チャンスに備えて下ごしらえをしておくこと。
だがチャンスを得るには、運も偶然も必要ない。
それはいつでもそこにあるものなのだから。」

他にもいくつか言葉が添えられています。
この言葉で、興味がわいた方は読んでみてください。
素直な気持ちで読むと幸せのヒントがみつかるかもしれませんよ。
余談ですが、納税日本一に何度もなられた斉藤一人さんもイチオシの本だそうです。

地道な努力は大切

いよいよ今年も残りわずかとなりましたね。師走という言葉通りあわただしい毎日を送っています!みなさんはいかがですか!?
メディアでは年末テレビ特番が話題になりはじめました。
年末特番といえば、代表的なのは紅白と格闘技ですかね~。

格闘技といえば、悪役プロレスラーの蝶野正洋さんってご存知ですか?
私はよく知らなかったのでネットで拝見しました。
かなり、いかつい方ですね(笑)
しかし、蝶野さんの哲学は「なるほど」って感じで納得しました。彼はアントニオ猪木さんの付き人から地道に努力して、はいあがってきた方だそうです。その哲学を紹介させていただくと

「技術を磨くというのは、ゴムボートをふくらませるようなもの。最初の一人乗りのボートは短時間で簡単にふくらますことができる。二人乗りは、一人乗りより大変になる。そして次は三人乗り。ボートはだんだん大きくなり、ふくらませないし形も見えてこない。そしてやっとふくらませても、それより大きいボートをまた一からふくらませていく・・・。そうすることで、コツをつかんでいく。」

彼は「最近の若いレスラーは早くリングに上がりたいことばかり考えている選手が多い」と嘆いているそうです。そんな選手は運良く注目されても、地道に積み上げてきた選手にくらべるとちょっとしたアクシデントですぐダメになるとのこと。
何事も基礎からコツコツとステップアップしていかないと、本当の実力はつかないということですね。

華やかに見える裏側では、みなさん見えない努力をしているんですね。
ちなみに、サッカーの小野伸二選手の大切にしている言葉は「千里の道も一歩から」だそうです。

心を老けさせないポイントとは?

63f6eaa5.jpg今年はオリンピック開催の年ということもあり、デジタル家電がよく売れたそうです。このデジタル家電などの新商品の消費を大幅に伸ばしているのは40代以上の世代だとのこと。以外にもこの世代は新しいものへの好奇心が旺盛。
実はこの好奇心、「それはどんなものだろう・・・」という気持ちが心を老けさせない一番重要なポイントだそうです。

では反対に心を老けさせるものはというと「ムダ」「もったいない」「面倒」この三つが問題だとのこと。

ある実験の話があります。
まず高齢者を生活習慣によってAとBの二つのグループに分けます。
Aのグループは「地域社会に溶け込んで活動しているグループ」
Bのグループは「老人ホームの中に引きこもっているタイプの人たち」
このA、B各グループの老人たちの脳をCTスキャンで調査したところBの「老人ホームグループ」は脳の老化がいちじるしく、反対にAの「地域活動グループ」の脳は平均生理年齢よりもはるかに若い状態だったそうです。
この原因は、利害関係の対立など、やっかいな人間関係の面倒なことを、工夫や努力をして問題を解決していくというような行動や思考に脳の老化をふせぐ秘密があるのではないかとのこと。

やはり、脳を含め人間の機能は使わないとおとろえていくようですね。
また、ある年齢になれば誰でも若いときの好奇心が「なんらかの形」で退化していきます。この「なんらかの形」というのが「ムダ」「もったいない」「面倒」という考え方なのだそうです。
好奇心は努力をしてでも奮い起こす必要があるとのこと。
老けないこつは「好奇心」を持つこと。これがポイントです。

大切なのは情熱と信念

この時期になると、街中はクリスマスの色合いがだんだんと濃くなってきますね。クリスマスといえばパーティ。パーティといえばフライドチキン。フライドチキンといえば、やっぱりケンタッキー!ちょっと無理はありますが(笑)
このケンタッキーの創業者カーネル・サンダースは65歳から再出発したというのをご存知ですか?

ケンタッキー創業前はアメリカ南部の国道沿いでレストランを経営していたそうです。24時間営業でお客様の評判もよく順調に店舗展開していました。
しかし、新たにハイウェイが建設されたため、店舗前の国道を通る車が激減し、売り上げも下降。ついには、レストランを売却せざるをえなくなりました。
税金や未払いの代金を支払うと、ほとんどお金が残らなかったとのこと・・・65歳にして、全財産を失ったのです。

65歳といえば一般的には定年で、老後の生活を考える時期ですよね。普通に考えると、「もう人生は終わりだ」と思えるのではないでしょうか。

このとき、妻のひとことが彼を動かしました。
「人が来なくなったのなら、人のいるところに売りに行けば?」
「そうだ、レストランで最も人気だったフライドチキンを売りに行こう」
カーネル・サンダースは、車に圧力釜と独自のスパイスをのせ、レストランを訪ね歩く旅に出ました。
しかし、見知らぬ老人の話を真剣に聞いてくれる人はなく、訪問しても訪問しても断られる日々が続いたそうです。
でも彼は強い信念で、自分の味を信じていたので、あきらめませんでした。
車の中で寝泊りしながら1000軒を越えるレストランを訪ねてフライドチキンを広めていったのだそうです。

現在では世界48カ国、6000店もあるそうです。
こんな話を知る前は「ピエロみたいなおじさんだなぁ・・・」くらいにしか思っていませんでしたが、この話を知って、気品と風格を感じるようになりました。突然、無性にケンタッキーを食べたくなるのは、カーネル・サンダースの信念のなせるわざでしょうか?(笑)
それにしても、信念を貫くというのはすばらしいことですね。強い情熱と信念を持っていれば、ことを始めるのに年齢は関係ありません。来年は何かに挑戦してみますか?