発熱は戦いのシグナル!?

暖冬とはいえ、まだまだきびしい寒さが続いていますね。
かぜなどで体調不良ではありませんか?

かぜといえば、発熱、せき、鼻水、頭痛、筋肉痛などいろいろなつらい症状がでます。とくに熱がでると頭がボーッとして体がだるくなり、ひどいときには意識がもうろうとなることもあります。

平熱の目安は36.5度だといわれていますが、個人差があります。
ですから熱がある状態というのは、平熱より1度以上高い状態をいいます。平熱が35度の方であれば36度でも体調不良になることがあります。

この発熱という症状は自分の体が、細菌やウイルスと戦っている状態です。細菌やウイルス、がん細胞などは熱に弱いので、熱が出たときにガタガタと震えるのは、熱をさらに生み出して白血球の戦いを応援している行為なのです。

ですから、解熱剤ですぐに熱を下げることは体の戦いに水をさすことになるので、最初のうちは自然治癒力にまかせて無理に下げないほうがよいという話があります。しかし、38度以上の高熱ともなると体へのダメージのほうが大きくなるので例外です。

また、体温が1度上がると内蔵の働きは10%近くも低下するといわれており、腎臓の働きも低下するので、その結果尿も作りづらくなり、体で不要となったものの排出ができにくくなるので、高熱が続くようであればすぐに病院でみてもらいましょう。

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