仮面高血圧とは?

健康診断や病院で測ったら、正常な血圧なのに、仕事中や早朝、夜間になると高血圧が上がる…そんな状態を仮面高血圧というそうです。

働き盛りの方は、ストレスが原因で仕事中に血圧が上がっていることが多いらしく、そのままにしておくと動脈硬化が進行し、脳卒中や心筋梗塞の危険性が、正常な人の4倍近くにもなるといわれています。

仮面高血圧の種類は次のようなものです。

■ストレス高血圧
仕事中のストレスが原因で、日中に血圧が上昇するため、朝と夜の血圧測定だけでは見過ごしてしまうことがあり、いそがしい主婦の方にも見られるケース。

■早朝高血圧
朝起きた時に血圧が異常に上昇し、月曜日に高くなることが多く、お酒をよく飲む人にもみられる。

■夜間高血圧
寝ているときも血圧が下がらない、または夜になって血圧が上昇することもあり、その影響が朝まで続くと早朝高血圧につながるケースも。
糖尿病、脳卒中、心不全、腎不全、睡眠時無呼吸症候群などの病気がおもな要因だといわれている。

また、タバコを吸う習慣がある方、特にヘビースモーカーの場合は、健康診断や病院では一時的に禁煙した状態になるので、血圧が喫煙時より低く測定されることがあり、見逃しやすいので、吸いすぎには注意しましょう。

ストレスは高血圧以外にも、いろいろな病気の原因だといわれています。

しかし、ストレスから開放されるというのは、なかなか難しいことですね…
ストレスから逃げるよりも、上手につきあっていくことが必要かもしれません。
もちろん食生活の改善や、軽い運動でからだを動かす習慣をつけることも大切ですよ。

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